20日に埼玉県へ県の職員さんと一緒に視察に行ってきました。
目的は先日の厚生委員会で質問させていただいた生活保護世帯の中学生に対する無料の学習支援を含めた生活保護者に対する支援です。
埼玉県は教育・住居・就労支援の3本柱で先駆的な取り組みをしています。
県も教育面の支援は行っていないので委員会で取り組んでくださいとお願いしたところまずは視察という行動を起こしてくれました。
事業の内容は10月15日のブログを参照していただきたいのですが今回は県と協力して取り組んでいる埼玉県ふじみの市役所にも伺いお話を伺いました。
受給者の方々に常日頃接しているケースワーカーの方からも事業の有効性や「勉強も大事だけれど親や先生以外の大人や年が近い学生さんと関わることに意味がある」ことを話していただきました。
実際のふじみ野市の実際の現場にも伺い改めて事業の有効性を再確認しました。
税金を使うことなのでコストも考慮にいれないといけないのですが生活保護世帯の子供が大人になって生活保護を受ける確率は25パーセントにもなります。生活保護受給者が一生受ける税金は平均1億円とも言われています。これから埼玉県のデータも蓄積されてきますがきっと税金お使うに値するデータが出てくると思われます。
※ふじみの市の副市長さんから名前かふじみのなので静岡県だと思われてしまうことを訴えていらっしゃいました。ちなみにPRきゃらにも富士山が・・・・
最近は視察以外にも医師不足対策、外郭団体(財団法人等)整理の内容で色々な方にお話しを伺っています。その方々にご迷惑がかかるかもしれないのでブログに内容等は載せれないですがお金や名誉で動かず自らの信念で動く人はやはりかっこいいと痛感します。政治はきれいごとではうまくいかない部分もありますが粘り強くがんばろうと思うこの頃です。